むかわ竜縫いぐるみ人気 町内で販売始まる

むかわ竜縫いぐるみ人気 町内で販売始まる
むかわ町内で販売しているむかわ竜(中央)をはじめとする縫いぐるみ

 むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)は、穂別地区で発見されたハドロサウルス科の草食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(むかわ竜)をイメージした縫いぐるみの町内販売を開始した。町内の道の駅「四季の館」や穂別博物館をはじめ、鵡川地区の菓子製造、小売店、穂別地区の飲食店、宿泊施設などに置いている。

 むかわ竜の縫いぐるみ(全長45センチ、幅16センチ、高さ21センチ)は横浜市のメーカーで手掛け、北海道大学総合博物館の小林快次教授が監修した。むかわ竜のファンタジーバージョン、穂別地区で発見されたクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」、ティラノサウルスをミニチュアのキーホルダーと合わせて用意した。7月からはインターネットで資金調達するクラウドファンディングによる予約販売を行い、追加も含めて各100セットの申し込みがあった。

 こうした流れを受けてさらに販路を拡大していこうと、町内の一部店頭で販売を決めた。価格はむかわ竜が税込み2970円、ファンタジー、ホベツアラキリュウ、ティラノサウルスの3種類は同2750円で販売する。ミニチュアのキーホルダーもファンタジー、ホベツアラキリュウ、ティラノサウルスの3種類あり、いずれも同880円となっている。

 縫いぐるみは、鵡川地区の四季の館、ケーキショップおのでら、穂別地区では博物館のほか、食事&喫茶峰、民宿ポレポーレなどで取り扱う。担当者は「全国的に高評価をいただくことができた。これを受けて、地元でも盛り上がりが出てくれば」と期待を寄せる。

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