苫小牧署 澄川町の交通死亡事故で、再発防止へ現場診断

苫小牧署 澄川町の交通死亡事故で、再発防止へ現場診断
死亡事故現場近くで再発防止策を話し合う苫小牧署員や交通団体関係者ら=27日午前11時15分ごろ

 苫小牧市澄川町2の市道澄川中央通で、14日夜に道路を横断中の男性が乗用車にはねられ死亡した事故を受け、苫小牧署などが27日、現場診断を行った。同署署員や市、苫小牧市地域交通安全活動推進委員ら関係者9人が集まり、再発防止策を話し合った。

 事故は信号機と横断歩道のない片側2車線の市道で発生。犬の散歩をしていた男性(69)が横断中、車にはねられた。現場は直線道路で、事故当時は夜間で強い雨が降っており、見通しは悪かったとみられる。

 乗用車を運転していた女(66)は同署の調べに「キツネをひいたと思った」などと供述。適切な救護措置を取らずに立ち去った疑いがあり、過失運転致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕、送検されている。

 同署交通第1課の梶貴晶課長は「見通しが悪いからこそスピードを落として慎重な運転を心掛けるべきだった」とし、「事故を起こしたら人命救助が最優先。どんな事故でも確認を怠ってはいけない」と話した。市は、現場近くにスピードダウンを呼び掛ける看板の設置を検討する。

 澄川町8の同推進委員、松山竹志さん(69)は「町内会役員と話し合い、回覧板などを通じて事故防止を啓発したい」と話していた。

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