千歳緑小学校(渡会朋広校長)は27日、4、5年生を対象に「命を守る講習会」を開いた。不幸な川の事故をなくそう―と、市内蘭越でバイエルンの風カヌー学校を主宰する鳥畑博嗣さん(63)の指導の下、子供たちはおぼれた人をロープを使い救助する方法やカヌー、カヤックの正しいこぎ方などを体得した。
同校は鳥畑さんを講師に迎え、15年前からプールと千歳川で、水難事故から命を守り、併せてカヌーに親しむ授業を実施している。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で体育館での授業となった。
この日は4年生70人と5年生75人が対象。鳥畑さんは、ヘルメットとライフジャケットを着込んだ子供たちに「ロープは下から投げるように」などと呼び掛け、長さ10メートルのナイロン製ロープを使って川でおぼれた人の救助の仕方、救助のされ方を指導した。
昨年に続き授業を受けた4年2組の尾村律哉君(10)は「ロープを使った救助の仕方を学ぶのは初めて。大変だったけれど楽しかった。川ではライフジャケットとヘルメットを着て遊ぶようにします」と話した。
鳥畑さんは「この授業を通じ千歳川の素晴らしさや水の冷たさを知ってほしい。助け方や助けられ方を覚えていれば水の事故は半減する」と熱く語った。
















