雑貨通じ、みんなを笑顔に レンタルスペース「ちいさなしあわせ」あすオープン

雑貨通じ、みんなを笑顔に レンタルスペース「ちいさなしあわせ」あすオープン
手作り雑貨のレンタルスペースをオープンさせる宇野さん

 苫小牧市元中野町2に30日、市内外の作家が手作りした布小物や陶器、アクセサリーなどの雑貨を並べて販売する「ハンドメイド雑貨 レンタルスペースちいさなしあわせ」がオープンする。新型コロナウイルスの影響で雑貨イベントが各地で中止となっているため、作家の活動場所の確保策として市内在住の宇野智美さん(43)が開設する。宇野さんは「雑貨を通じて皆さんに笑顔になってもらえればうれしい」と話している。

 レンタルスペースを大小合わせて約40ブース用意。1ブース当たり月額500円~3000円で利用でき、利用者はブースに自分の作品を並べ、販売を宇野さんに代行してもらう仕組みだ。

 宇野さん自身もボトルにプリザーブドフラワーなどを入れた置物(ハーバリウム)やアクセサリーなどを手作りする作家。各地の雑貨イベントに出店したり、イベントを開催したりしてきたが、今年2月以降、新型コロナのため雑貨イベントが軒並み中止となり、活動の場を失った。

 作品制作への情熱が薄れかける中、「活動場所がないなら自分でつくろう」と発起。6月ごろに準備を始め、7月には元中野町の空き店舗を借りて店内のリフォームに着手。市内外の作家や知人らの手助けも得て、傷んで抜け落ちかけた床の修繕や天井や壁のペンキの塗り直し、棚やテーブルの制作などを進めた。材料を購入する費用は新型コロナ対策として国が国民に支給した特別定額給付金を活用した。

 7月下旬ころ、インターネットの交流サイトで取り組みを発信すると、市内をはじめ、室蘭市、岩見沢市、登別市などの作家から利用申し込みがすぐに集まったという。

 オープン準備は終盤に入り、店内の装飾やレイアウト、さらにオープン記念として客に配るプレゼントの準備作業に取り組んでいる。宇野さんは「ここはたくさんの作家の思いが詰まった場所。自分一人ではとても実現できなかったことを、皆さんの協力で形にすることができた」と話す。

 元中野町2の15の9.営業時間は午前10時~午後5時(冬期間は午後4時まで)。月、火曜定休。30日も午前10時に開店予定。感染症対策のため、入店者数を制限する可能性もある。

 問い合わせは電子メール satomi19770119@gmail.com

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る