厚真町 幌内地区2世帯へトレーラハウス貸し出し 購入費など補正予算可決 

厚真町 幌内地区2世帯へトレーラハウス貸し出し 購入費など補正予算可決 

 厚真町は、2018年9月に発生した胆振東部地震の土砂崩れにより応急仮設住宅での生活を強いられ、入居期限後も自宅に戻れない2世帯の住民向けに、トレーラーハウスを貸し出す。幌内地区の自宅に戻ることを希望する2世帯の自宅周辺が崩落対策工事に着手できていないため。28日に開かれた町議会臨時会で購入費用などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を提案し、原案通り可決された。

 町によると、仮設住宅の供与期限が終了する10月末時点で、幌内地区2世帯の自宅周辺の治山工事が未完了なため、入居が可能になるまでの間、同地区にトレーラーハウス2棟を設置する。この2世帯が自宅に入居できるまでの期間、貸し出す。

 町は補正予算にトレーラーハウスの購入費や工事費などで2070万円を計上し、このうち1034万円は北海道の交付金の活用を検討している。20年度一般会計補正予算は2600万円を追加し、予算総額は127億5600万円となった。

 このほか厚真、上厚真両地区で整備している公営住宅の建築工事請負契約の変更など議案4件を原案通り可決し、同日閉会した。

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