白老町のポロト自然休養林で29日、「森でポロッとピクニック」と題したイベントが開かれ、参加した親子が森の自然に触れながら散策やパン作りなどを楽しんだ。
町教育委員会が主催し、小学生と保護者の計16人が集まった。参加者は、森林ガイドなどを担当する地域おこし協力隊員の案内でポロトの森キャンプ場周辺を散策。野草も採取し、白老の自然の豊かさを実感した。
その後、採取したクマザサをこんろの火で熱した鍋で煎り、野草茶作りを体験。小麦粉を練ってパン生地を作り、木の枝に巻き付けてたき火で焼き上げる野焼きパン作りも楽しんだ。
昼食時には、アイヌ民族の伝統食オハウ(汁物)にうどんを入れた料理を味わい、親子でアウトドアを満喫した。担当した町教委生涯学習課の長尾拓哉さんは「初企画のイベント。親子で森との触れ合いを楽しんでもらえたのでは」と話していた。

















