苫小牧市 男女平等参画社会実現へ ムービーアワードの受賞作品決まる

苫小牧市 男女平等参画社会実現へ ムービーアワードの受賞作品決まる
最優秀賞に選ばれた「color」=動画投稿サイト「ユーチューブ」より

 男女平等参画の視点で制作された動画コンテスト「自分らしさ応援 ムービーアワード2020」(苫小牧市主催)で、社会的な少数者に対する隠れた偏見をテーマにした加藤紗也佳さん(東京)の「color」が最優秀賞に選ばれた。全国から個性豊かな作品が集まり、市協働・男女平等参画室は「どの作品も本当に素晴らしい」と評価。受賞作は今後、男女平等参画社会に関する市の事業などで活用する予定だ。

 ムービーアワードは動画を通して人々が社会の課題に目を向け、男女平等参画社会の実現へ行動を起こせるような意識の醸成を目的とした初の事業。3分以内の動画で自分らしく生きる姿などを表現してもらうという試みで、4~7月に募集。札幌や東京などから10作品の応募があり、基準を満たす8作品を男女平等参画を推進する市民会議(座長・岩倉博文市長)が審査した。

 最優秀賞の「color」は、自分と違う立場の人への無意識の偏見を3分間にまとめた動画。性的少数者や自分の体にコンプレックスを持つ人と出会った女性の変化を描くことで、相手を「知る」ことの大切さを表現している。加藤さんは「作品をきっかけに周りの人に対し『知る』という行為を始めてくれる人が増えるといい」と寄せた。

 優秀賞には田中大介さん(東京)の「分かり合えてる?夫婦編」と、札幌の一般社団法人North―Womanが手掛けた「私たちの物語」が選ばれた。このほか、押し付けるような女の子像の固定概念を女子高生が拒否したり、ラップ音楽で楽しく多様性を認め合う大切さを訴えたりする作品などが集まった。

 授賞式は新型コロナウイルスの影響で中止。受賞者らには表彰状や記念品などを郵送で送った。市の担当者は「全国の皆さんの熱い思いが詰まった作品が寄せられて本当によかった」と語る。各作品は動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

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