胆振東部消防組合 感染症患者搬送装置3台購入へ

胆振東部消防組合 感染症患者搬送装置3台購入へ

 胆振東部消防組合消防本部は、新型コロナウイルス感染症の防止対策として、感染症患者を搬送する際に使用する装置3台をそれぞれ厚真とむかわ町の鵡川、穂別の3支署に配置することを決めた。8月末に開かれた同組合議会定例会で承認を得た。

 同本部によると、購入を予定している感染症患者搬送装置は隊員1人で持ち運ぶことができ、現場でも組み立て可能なタイプ。陰圧に維持され、紫外線殺菌灯の機能も備えており、飛沫(ひまつ)の拡散を防止するとともに、空気はフィルターを通して排気されるなど安全も保たれている。

 また、外部からの観察処置や点滴、酸素投与を行いながら医療機関に搬送することができるという。感染症患者搬送装置は1台200万円相当。

 同本部は早期納入に向けて事務手続きを進める考え。ゆくゆくは各支署1台ずつの配備を目指し、調整していく計画だ。

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