陸自第7師団が長距離機動訓練を実施、苫小牧港から戦車が公道走行

陸自第7師団が長距離機動訓練を実施、苫小牧港から戦車が公道走行
苫小牧市沼ノ端の道道を走行する戦車=1日午後9時30分ごろ

 陸上自衛隊第7師団は1日、戦車を含む車両などを釧路管内釧路町の釧路駐屯地から千歳市の東千歳駐屯地まで移動させる長距離機動訓練を実施した。同日午後4時ごろ苫小牧港に到着した各車両は、午後9時に東千歳駐屯地へ出発。国道や道道を走行し、有事の際の機動力を確かめた。

 陸自北部方面隊の2020年度実動演習の一環。有事に即応する機動能力の維持向上が目的で、陸路と海路で車両と人員の輸送を訓練し、作戦展開能力を高める狙いがある。

 今回の訓練には戦車や装甲戦闘車、戦車回収車など計11両のほか、警備車両を含めて約40両が参加した。参加人員は270人。8月31日午後9時に釧路駐屯地を出発し、防衛省が借り上げた民間フェリー「ナッチャンワールド」に車両を積んで1日午前6時すぎに釧路港を出発。同午後4時ごろに苫小牧港・西港の勇払埠頭(ふとう)に到着した。

 各車両は同埠頭を午後9時に出発。戦車は路面保護と騒音軽減のためゴム製パッドを装着。時速20キロ程度で一定の距離を空けながら、道道259号、同129号、国道36号などを通り、同11時ごろに最初の車両が東千歳駐屯地へ到着した。

 苫小牧市沼ノ端の道道沿いでは1日夜、市民団体の苫小牧港の軍港化阻止実行委員会(横山傑代表)のメンバー約50人が戦車などの公道走行に反対して抗議活動を行った。

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