平取町在住の版画家、こだまみわこ=本名・児玉美和子=さん(57)の版画展が10日まで、苫小牧市表町の喫茶プロムナードで開かれている。会場には、今年手掛けた新作10点が並ぶ。
いずれもシナノキのベニヤ板を使って制作した、はがき大からB4判までの多色刷り。人物、鳥、猫、植物など日常の中で気になったものをテーマに手掛けた。幼少時に習ったバイオリンにちなみ、「ダル・セーニョ」などの音楽用語をタイトルに用いた作品もある。こだまさんは「想像力を膨らませて観賞を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
こだまさんは1963年北見市出身。89年武蔵野美術大学大学院を卒業後、札幌市の予備校講師として美術を教え、91年に平取町に移住。2015年には川上澄生美術館(栃木県鹿沼市)の第21回木版画大賞展で大賞を受賞した。
全国各地で作品展を開催し、中には宮沢賢治や聖書の世界をモチーフにした作品も。幻想的な作風を愛するファンは市内にも多い。16日からは帯広市内のギャラリー喫茶で木版画展を予定している。
午前10時~午後6時(日曜は午後1時から)。
















