苫小牧市の観光大使でシンガー・ソングライターのかんばやしまなぶさん(44)が27日、介護福祉をテーマにした曲「約束~陽のあたる介護~」をリリースする。作詞は、白老町の介護施設で働く男性職員が、認知症を患う人から受け取った手紙を基にして手掛けた。かんばやしさんは「認知症を抱える人やその家族など、病気に携わる人全てに聞いてほしい」と話している。
曲作りは今年2月、介護施設を利用する父親を持つかんばやしさんのファンから「介護福祉の歌を作ってくれないか」と依頼を受けたのがきっかけになった。
作詞した男性は、ファンの父親が利用する介護施設の職員。以前、認知症の人から「人として見てもらえない」「年々記憶が薄くなる」と悲痛な思いをつづった手紙を受け取り、これを基に「介護福祉に携わる人たちへエールを送りたい」と思いを込めて書いた。
曲の歌詞には「伝わっていますか?一瞬だけど精一杯のサイン」とあり、認知症患者が意志の伝わりにくさにもどかしい思いをしていることを伝える。記憶を失っても「あなたはあなただから」という優しいメッセージが患者を包み込む。かんばやしさんは作曲について「温かな思いをメロディーに乗せた」と語っている。
CDは苫小牧市内の海の駅ぷらっとみなと市場(港町)、さいとう楽器(春日町)、サウンドフィールド(元町)で取り扱う。27日午後2時からは、曲のリリースライブ「負けてたまるか~明日に向かって~」を市文化会館で開催する。
















