安平町は1日、「防災の日」に合わせて防災訓練を実施した。町職員が非常時の連絡体制を確認し、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所設営などについて実践した。
午前中は、庁舎内での情報伝達訓練として大雨を想定し、関係機関、自主防災組織への連絡など一連の流れを演習した。その後、遠浅公民館で開かれた避難所設営の訓練には町職員20人ほどが参加。新型コロナ感染対策として、入り口での検温や手指消毒の徹底、発熱など体調不良者の確認のほか、感染防止を図るための段ボールベッドの配置などについて学んだ。
今回はコロナ禍の影響により町民の参加を見合わせ、及川秀一郎町長が無線を通じて「防災の日」を呼び掛けた。