苫小牧市社会福祉協議会は5日、市災害ボランティアセンターの設置や運営手順を確認する模擬訓練を市民活動センターで行った。市内東部で震度6の地震が発生し、多くの家屋が倒壊、電気やガスが一部不通になった想定で、同センターに集まる災害ボランティアの受け付けや、ニーズと支援者とのマッチングなど一連の流れを確認した。
災害ボランティアセンターは、被災地の復旧や復興活動の担い手の募集、受け付け、求められる支援とのマッチングなどを行う拠点。苫小牧では市が必要と認めた場合、市社協に要請して開設する。訓練は2017年度から毎年9月に実施しており、18年は同1日の訓練から間もなく胆振東部地震が発生。訓練の成果が生かされたという。
今年度は「新型コロナウイルス対策版」として、ボランティア募集の範囲を市内に限定。事前受け付けで、支援者グループのリーダーのみが会場で活動の内容や場所を確認し、駐車場で待機する他のメンバーに伝え、体調チェックもすることとした。
訓練は密集を避けるため、延べ80人ほどの市社協職員や市民の参加者を午前、午後の2班に分けて実施。参加者はまず、市から要請を受けセンターを開設。ボランティアの受け付けや支援を求めている人とのマッチング、運搬用の一輪車や土のうといった活動に必要な資材貸し出しなど、運営作業ごとに手分けして当たった。
市社協の伊藤康博事務局長は「訓練で行動を確認することによって課題も見つかってくる。参加者の動作はスムーズに見えた」と話した。
















