稲津久厚生労働副大臣=公明、北海道10区=は7日、2年前の胆振東部地震で被害の大きかった厚真町を訪れ、町内表町のプレハブ応急仮設住宅などを視察した。
町は町社会福祉協議会などと連携し、生活支援相談員による戸別訪問、相談などを展開。生活再建や孤立防止に努め、町民からは「次の住まいが決まって、安心している」との声が聞かれた。一方で、宮坂尚市朗町長は「まだまだ課題がたくさんある」と指摘。「転居という新しい生活の不安解消や心のケアに取り組んでいきたい。今後も変わらぬご支援を」と訴え、被災者の生活支援継続を求める要望書を提出した。
稲津副大臣は「町や町社協に努力していただきながら、国としても複合的な支援を予算化できるよう努めていく。これまで以上にしっかりと支援していきたい」と約束した。また7月末に給水を再開した富里浄水場も見学し、復旧のスピードを実感していた。

















