苫小牧樽前小学校(深松一宏校長)は8日、全校児童約30人で、シイタケの栽培体験を行った。例年はほだ木に種菌を打ち込む「こま打ち」の作業を済ませているが、今年は新型コロナウイルス流行による臨時休校などの影響で児童の事前作業は中止。今回は教諭らがこま打ちを終えた約1500本のほだ木の上下を一本ずつ入れ替える「天地返し」の作業に汗をかいた。
同校は総合的な学習の時間を活用し、敷地内の「しいたけ園」でシイタケを栽培。収穫したシイタケの一部を販売し、その利益でほだ木を購入するなど継続的に取り組んでいる。
この日行った天地返しは、ほだ木の上下を入れ替えることで木に含まれる水分量や風通しを整え、菌が均一になるよう定期的に行う作業。ほだ木は1本の長さが約1メートル、重さ約2キロほど。低学年の児童にとっては自分の身長と同じくらいの木もあり、5、6年生が手助けしながら作業を進めた。
6年の大友雫さん(11)は「重くて運ぶのが大変だったけどみんなで頑張った。これからシイタケがたくさんできるのが楽しみ」と笑顔で話していた。
















