安平町追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」内の農産物直売所「ベジステ」で、追分高校3年生の絵手紙が展示されている。高校生が描いた色とりどりの作品が来場者の目を楽しませる。10月8日まで。
町ふるさと教育・学社融合推進事業の一環として、同校が選択で行っている生活福祉援助技術の授業。例年、生徒の絵手紙を高齢者施設などに届けているが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で訪問できないため、道の駅の協力を得て直売所で展示することとなった。
授業には3年生8人が参加しており、安平町産の野菜をテーマにトウモロコシやカボチャ、ナス、シイタケなどをモチーフにした41点の絵手紙と制作の様子を撮影した写真6点が並んだ。8日に道の駅を訪れ、直接掲示作業などを行った。
富永亜由美さん(17)は「初めてだったので大変だったけれど、楽しくできた。みんなそれぞれの味が出たいい絵になった」と言い、「道の駅にある野菜を使って描いているので、作っている農家さんに一番に見てもらいたいと思います」と話していた。

















