苫小牧市は、9日に開かれた苫小牧市議会の厚生委員会(宇多春美委員長)で、会費や積立金の私的流用問題が発覚した苫小牧市歯科医師会に対し、報告を求めていることを明らかにした。
同会は市の依頼を受け、歯周病検診や学校および後期高齢者の歯科検診などを受託している。市は同事業に係る私的流用の可能性について「実績に基づいた請求が適正に行われている」と否定。今回の問題への対応では「経過や再発防止の方策がまとまった段階で報告いただくことを申し入れた」と説明した。
ただ、私的流用した歯科医師がすでに死亡し、同会が弁護士と税理士を交えて整理していることを受け「報告までに一定の時間を要する見通し」とした。
この問題は同会の内部調査で、今年1月に死亡した前副会長が少なくとも7年間にわたって3700万円余りを着服していたことが判明している。同会は現在、前副会長の親族に対して全額弁済を求めている。
















