胆振総合振興局は9、10両日、道内在住で旅行会社に勤める外国人を含む調査員5人を招き、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けの観光素材を探る調査を実施した。2日間の日程で胆振管内の各地を巡り、観光地の魅力づくりや課題などを探った。
調査したのは大手旅行会社に勤務する中国、香港、韓国出身の4人と日本人1人の計5人。いずれも外国人向けに道内旅行の商品開発などを担当しており、プロの視点で魅力発掘に協力した。
一行は9日にむかわ町の穂別博物館や四季の館、苫小牧のJファーム苫小牧工場などを視察。オートリゾート苫小牧アルテンでは北海道名物のジンギスカン料理などを味わいながら、魅力を語り合った。
中国出身でJTB北海道事業部営業担当課長の陳兆鵬さん(39)は「(東胆振は)潜在力がある地域。冬の時期のアルテンなどは雪の降らない東南アジアの人にとって楽園」と評価する一方、「インバウンド向けに電子決済などデジタルインフラの整備が必要」と課題を指摘した。
10日は樽前山神社や苫小牧市科学センターを訪問したほか、厚真町で胆振東部地震の被災地ガイドツアーにも参加し、それぞれの地域の特性や魅力などを体験した。
この調査は、北海道観光振興機構のインバウンド向けの観光ルート創出事業を活用して実施。新型コロナウイルス収束後のインバウンド誘客や新たなルート創出に生かす目的で実施した。
















