電力設備工事などを手掛ける北海電気工事苫小牧支店(杉山誠支店長)は9日、苫小牧工業高校の電気科1年生への出前授業を行った。生徒39人が社員に付き添われて高所作業車の籠に順番に乗り込み、同校のグラウンド照明灯4基の清掃作業を体験した。
通常授業では、一つの学年全員が高所作業車に乗って作業を体験する機会はない。作業車は8台用意され、生徒たちは中に乗り込むと「風が気持ちいい」「少し怖い」などと話しながら社員と交流。高さ約15メートルの照明の電球などを洗剤を使って拭いた。
電気工事業界への興味を喚起し、理解を促進するための事業。学校への講師派遣は初めてで、同校から卒業生をほぼ毎年採用していることから、生徒への体験授業を提案した。
同科では、卒業生が社会に出た後、製造業の電気保守などに携わることが多い。杉山支店長(60)は「電気工事に関心を持ち、業界への就職につながってくれれば」と期待する。
天満快斗さん(15)は「高い位置へ昇るのも、そこから身を乗り出すのも思っていたより勇気が必要だったけど、興味を持てた」と学びを深めていた。
















