北海道コカ・コーラボトリング(札幌市)と、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団は10日、ペットボトルのリサイクルに関する協定を締結した。
「ペットボトル資源循環の協働事業」の協定は、ウポポイにペットボトルの空き容器回収ボックスを設置し、回収した容器1本につき1円を同財団に寄付する内容。寄付金はアイヌ文化振興に役立てる。
締結式はウポポイで行われ、同社の佐々木康行社長と同財団の常本照樹理事長が協定書に署名した。回収した空き容器を新しいペットボトルに再生させるリサイクルの取り組みについて、佐々木社長は「ウポポイを訪れる人たちがアイヌ文化に理解を深めながら、資源循環の大切さにも思いを巡らせてもらえれば」と話した。
ペットボトル空き容器を自動圧縮する機能を備えた回収ボックス「リバースベンディングマシン」は、ウポポイ管理事務所に設置された。

















