安平町の飲食店、そば哲本店(東早来)、遠浅店は収穫したばかりの「新そば」を期間限定で提供している。10月末までを収穫祭と位置付けて、全メニューを新そばに切り替えて提供する。関係者は「新そばという言葉を知ってもらうと同時に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で停滞する飲食店の機運上昇に」と期待する。
道内で収穫した新そばの味をアピールするきっかけになればと、例年この時期に企画。この夏、富良野市や後志管内管内京極町、空知管内沼田町から仕入れたソバを本店で製粉し、8月末から提供している。
本店の店主でもある松平正郎社長は「出来たてでおいしい。病気にならず健康でいられると言われ、体にも良く、ぜひ皆さんにも食べていただきたい」と呼び掛ける。遠浅店の松平哲夫店主は「味が濃く、爽やかな香りが特徴。コロナ禍だが、新そばを起爆剤に飲食店が盛り上がるきっかけになれば」と話している。

















