安平町議会定例会が16日に開会し、一般質問で5人が登壇した。町は2年前の胆振東部地震で自宅が損壊し、現在仮設住宅に入る居住者について、災害救助法で2年の期限となる10月末までに新しい住まいへ転居できることを改めて示した。
工藤秀一氏への答弁。町によると、現在整備中の地域優良賃貸住宅、ペットと同居可能な住宅は今月末までに工事が完了する見通し。10月から順次入居できるように準備を進めていくという。住み替え後の心のケアについても引き続き戸別訪問や電話でのやりとりを行い、「場合によっては医療機関、専門機関へつなげていく」と説明した。
梅森敬仁氏は、早来地区の一部地域でテレビの受信状況が悪化していることを取り上げ、原因究明や改善策について町の対応をただした。町側は今月下旬にも外部に調査を委託し、結果を踏まえてその後の対策、支援を協議する。

















