コロナ対策に寄付金を活用 安平町議会定例会閉会

コロナ対策に寄付金を活用 安平町議会定例会閉会

 安平町議会定例会は17日、胆振東部地震により被害を受けた総合庁舎(早来地区)裏のり面の改修や新型コロナウイルス感染症対策などに係る2020年度一般会計補正予算案など議案12件を審議し、原案通り可決した。

 震災によって亀裂が入るなど、被害があった総合庁舎裏ののり面等改修工事など町有施設の整備に1250万円を計上。感染症対策では、町内公共施設などで使用する消毒液や非接触型体温計の備品購入費として民間から受けた指定寄付金を活用し、25万円を充てた。

 一方、コロナ禍による影響を受けて東京で予定していた定住促進事業や小中校生の平和記念式典参加を取りやめており、関係事業費を減額補正した。

 これらにより、一般会計予算は9180万円を追加し、総額およそ103億6000万円となった。

 このほかGIGAスクール構想実現のための端末、環境整備に向けた町内事業者との財産取得に関する契約についても可決し、同日閉会した。

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