アイヌ文様 彩り豊かに チキサニで作品展 30日まで 白老

アイヌ文様 彩り豊かに チキサニで作品展 30日まで 白老
アイヌ文様刺しゅうを施したテーブルセンター作品が並ぶ

 白老町末広のしらおいイオル事務所チキサニで、アイヌ文様刺しゅうを施したテーブルセンターの作品展が開かれている。

 作品は、一般社団法人白老モシリがチキサニで7月18、19日に開いた刺しゅう体験行事の参加者8人が制作した8点。地元白老町や苫小牧市、室蘭市から集まった参加者が、町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「エミナの会」(菅野節子代表)の指導で作り上げたテーブルセンターが展示されている。

 縦45センチ幅80センチの作品には赤や青、黄などカラフルな糸を使い、現代風に仕上げた刺しゅうが施され、どれも個性とセンスが光る。チキサニの森洋輔学芸員は「体験行事の参加者が一針一針に心を込めた作品をぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 30日まで開催しており、時間は午前9時から午後4時で入場無料。23日と28日は休館となる。

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