苫小牧市の老人クラブ、柏木わかば会(辰田順治会長)は16日、柏木町町内会館で例会を開き、特殊詐欺被害防止をテーマにしたセミナーを実施した。市消費者センターの相談員が講師を務め、45人の会員が詐欺の手口や被害を未然に防ぐ方法などについて理解を深めた。
セミナーでは、振り込め詐欺やクーリングオフ制度などの資料を出席者に配布。詐欺の手口や強引な訪問販売、「無料」の言葉を巧みに使った勧誘の例を紹介した。特殊詐欺に関する相談は昨年、同センターに約1400件寄せられた―とし「振り込め詐欺に対しては、家族間で合言葉を決めておくと被害を防ぐことができる」とアドバイスした。
また、出席者は自宅に定期契約を迫る勧誘者が来た経験談を語り「なかなか自宅前から帰らなくて怖い思いをした」などと当時を振り返り、会員同士で情報を交換。同センター相談員は「名乗らずに玄関を開けさせようとするケースもある。インターホンで対応するように」とし、地域の情報共有やつながりの大切さを伝えた。
同クラブは6月から、月2回開いていた例会を1回に減らし、使用したいすや手指の消毒、体温検査など感染予防対策を徹底した上で、活動を徐々に再開。現在はカラオケ、マージャンなどのサークル活動も同会館で行っている。
辰田会長は「会員の皆さんが感染対策にしっかり取り組んでくれているので、活動を継続できている」と話した。
















