来春採用は例年並み 市内自動車部品製造大手 コロナの影響受けず

来春採用は例年並み 市内自動車部品製造大手 コロナの影響受けず

 苫小牧市内の自動車部品製造大手は、2021年春の新卒採用を例年通りの規模で実施する計画だ。新型コロナウイルス感染拡大による打撃を受けたが、各社は「採用にコロナの影響はない。中長期的視点で人材を確保する」と口をそろえる。生産活動もコロナ禍からおおむね回復基調にあり、「地元雇用に貢献していく」との姿勢を打ち出す。

 今春61人を採用したトヨタ自動車北海道(勇払)は、新卒採用に向けて「前年並みの人数を採用したい」と語る。コロナ禍で会社説明会を中止する代わりにウェブ動画による会社説明を実施するなど、優秀な人材の確保に努めてきた。人材を「人財」と位置付ける同社は「定年退職者の補充も毎年しなければならない。採用計画は中長期の生産状況を見据えて立てており、コロナの影響は全くない」としている。

 アイシン北海道(柏原)も「地域雇用をある程度、維持していきたい」と強調する。今春の11人採用に比べると来春は若干減る見通しだが、「コロナ前」に立てた計画通り。19年、20年は右肩上がりの生産状況を考慮して多めの採用になったといい、「前々年度並みの水準で採用することは、コロナに関係なく早くから決めていた」と話す。

 いすゞエンジン製造北海道(同)も「例年通り採用したい」と意欲的だ。今春は新卒5人を採用しており「長期的な計画を立て、毎年同じ程度の採用を続けている」と説明。「特段の事情がなければ計画は変えない。コロナで人材が途切れる状況になってはいけない」と語った。

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