接触アプリ広がらず 効果や信頼度を疑問視 インサイト インストール率2割強 ― 新型コロナ ― 札幌圏の住民調査

接触アプリ広がらず 効果や信頼度を疑問視 インサイト インストール率2割強 ― 新型コロナ ― 札幌圏の住民調査

 厚生労働省が新型コロナウイルスの感染者と接触したことを知らせる国のスマートフォン用アプリ「COCOA(ココア)」を、自身のスマートフォンにインストールしている札幌圏の住民は2割強にとどまっていることが、広告会社・インサイト(札幌市)の調査で分かった。認知度は8割強と高いものの、効果や信頼度を疑問視する声が数多く上がっている。

 COCOAの認知度に関しては、83%が「知っている」と回答。男女別では大きな差はないが、年代別では「70代以上」が73・3%と全体より10ポイント近く低くなっている。

 COCOAを「インストールしている」と回答した人は全体の23%。男性が27%に対し、女性は18・8%と低い。年代別では、「40代」が31・3%と最も高く、「70代以上」(16・4%)が最も低い。「30代以下」(19・7%)の若い世代にも広がっていない。

 インストールしていない理由では、「そもそも誰が使っているのか。電池消耗も激しいみたいだから、入れたくない」(30代女性)、「どれだけの人がダウンロードしてて、どれだけの効果があるのか分からない。スマホの容量も満杯に近いので」(30代女性)と効果を疑問視する声や、「アプリ自体の信頼度や政府自体の信頼度が低いから」(30代男性)と信頼度を懸念する意見も。60代の女性からは「ほとんど家にいる。密の場所で不特定の人に会う頻度が低いので、必要ないと思う」との声も出ている。

 この他、コロナ禍の今年のお盆の家族・親戚の集まりについて、「今年は集まらなかった」が44・4%で最多。「集まったが、例年より人数が少なかった」が15・8%で、「いつも通り集まった」は9・4%と1割以下にとどまった。

 お盆の集まりを控えたことに代わってしたことに関しては、「特に何もしていない」(56・2%)が最多。以下、「電話をした」(25・7%)、「メールやLINEをした」(16・7%)、「ギフト・贈り物のやりとり」(12・1%)、「テレビ電話をした」(5・1%)が続いた。

 同社のコロナに関する調査は今回が6回目。8月21~27日に、札幌圏在住の18歳以上の男女を対象にインターネットで実施。550人から回答を得た。

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