むかわ町観光協会は１０月９日から実質１８日間、地元が誇る特産品の鵡川ししゃもを堪能してもらう期間限定のグルメイベント「鵡川ししゃも小屋」を町内松風のぽぽんた市場横の特設会場で開く。新型コロナウイルスの対策で来場者が混雑する状況を防ぐため、新たなスタイルで旬のシシャモを提供する。同協会は「期間中、連日がししゃもまつりのように楽しんでもらえたら」とＰＲする。

　町内では、例年１１月上旬に「鵡川ししゃもまつり」が行われるが、１日開催のため店舗や会場内が混雑することから、関係者が分散型の新たなスタイルを模索してきた。

　イベントは１１月１日まで（毎週火、水曜定休）の計１８日間、▽午前１０時～▽同１１時～▽正午～▽午後１時～の枠内で行う。料金は１回（５０分）につき５人までとし、税込み２０００円で場所を提供。このほかに雄１０匹、取り皿、割り箸、焼き台が付く。

　また、町内の専門店から取り寄せたシシャモや地元の吉村燻製工房の協力を得てホッキ貝やタコの空揚げなども販売する。同協会は「店舗ごとに違うシシャモの食べ比べや地元の海産物を楽しんでほしい」と話している。

　会場を利用して飲食する場合、２日前までにチケットの購入が必要となる。チケットは２５日からチケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマートで扱っている。定員は平日各１０組（土日は各２０組）。

　問い合わせは同協会　電話０１４５（４７）２４８０。