苫小牧市と千歳市にまたがる樽前山(1041メートル)に、秋が到来した。市街地よりも一足早く植物の葉が色づき、登山客の目を楽しませている。
7合目ヒュッテから風不死岳や932峰につながる通称「お花畑コース」を15分ほど進むと、登山道沿いに葉が赤くなったハナヒリノキが見られた。夏にごく小さな花を咲かせるツツジ科の落葉低木で、秋には葉を鮮やかに染める。眼下に望む支笏湖を背景に、紅葉を写真に収める登山客の姿もあった。
周囲では、ナナカマドの実も赤くなりつつある。山の秋色はどんどん広がり、間もなく人々が住むまちにもやってくる。