新千歳 不法侵入備え連携確認 対応訓練に100人参加

新千歳 不法侵入備え連携確認 対応訓練に100人参加
不法侵入者の発生を想定し、迅速な対応を確認した訓練

 新千歳空港保安委員会(委員長・阿部直志北海道エアポート新千歳空港事業所長)は24日、不法侵入事案対応訓練を屋外の同空港制限区域で実施した。迅速な連携と不審者の身柄確保に向けた行動、爆発物の処理など、不測の事態を念頭に関係者が対処方法を確認した。

 工事車両が入場するすきに不審者が侵入する想定。不審者は警備員の制止に刃物を出して威嚇し、航空機の近くまで進んだ。警備員は、警察や空港を管理する北海道エアポート(HAP)の担当部署に連絡。関係者の捜索により物陰に潜む不審者を発見し、警察官が身柄を確保した。不審者が持ち込み、機体の下に置いた荷物が爆発物の可能性があるとみて、道警機動隊の爆発物処理班が出動。慎重に現場から除去した。

 講評で阿部所長は「不法侵入は航空機の運航に大きく影響し、適切な対応が求められる」と強調。「今回の訓練で対応力が向上し、抑止力にもなると思う」と述べた。

 訓練は、2004年の羽田空港制限区域内への自動車侵入事案発生を受け、新千歳で05年から始まった。関係機関の連携と情報共有など協力体制を強め、旅客の安全確保と運航への影響を最小限に抑えるのが目的。36機関、見学も含め約100人が参加した。

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