命日にちなみ朗読や交流会 斉藤世界館 「2020北の賢治祭」

命日にちなみ朗読や交流会 斉藤世界館 「2020北の賢治祭」
「雨ニモマケズ」の英訳詩を朗読する中学生

 斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館(苫小牧市王子町)は21日、宮沢賢治の命日にちなんだ文学祭「2020北の賢治祭」を初開催した。慰霊の意味を込めた午前の部と交流を深める午後の部で延べ60人が参加し、賢治の人柄をしのび、作品の面白さを味わった。

 午前の部は献花と黙とうでスタート。啓北中3年の青木うららさん(15)と和光中3年の佐藤俊一郎さん(15)による「雨ニモマケズ」の英訳詩の朗読や、札幌の人形劇団ゆるりっかによる「銀河鉄道の夜」などを堪能した。

 午後からは、市内を中心に白老や札幌からも参加した人たちが賢治の詩や手紙を朗読したほか、函館市の若手劇団芝居組「虎」による熱の込もった朗読劇「注文の多い料理店」が披露された。交流座談会では、宮沢賢治研究の第一人者で、生前「賢治愛好家」と自称した詩人の故斉藤征義さんの思い出や賢治の人柄などをしのんだ。

 館長の丸山伸也さん(68)は「たくさんの方に来てもらい盛大に開催できてよかった。今後も世界館を拠点としていろんな文化行事ができたら」と話していた。

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