東胆振や日高地方で交通死亡事故が相次いでいる。26日未明には苫小牧市ときわ町3で車両の追突により3人、白老町虎杖浜では歩行者1人が死亡する事故が発生し、8月以降で10人が亡くなる異例の事態。苫小牧署は多発する死亡事故を受けて、道警本部と連携しながら市内の巡回パトロール強化など事故防止を進める考えだ。
これまで起きた事故を見ると、8月は苫小牧市啓北町と澄川町、白老町虎杖浜、日高町でそれぞれ1件ずつ発生し、5人が死亡。9月は平取町で1件の事故があり1人、26日には市内ときわ町と白老町で4人が亡くなった。地域別では、苫小牧市内が3件5人、白老町が2件3人、平取町1件1人、日高町1件1人。事故の発生状況別で見ると、正面衝突が4件で最も多く、ひき逃げ、車両追突や歩行者接触がそれぞれ1件となっている。
26日に起きた2件の事故のうち、白老町虎杖浜では午前2時10分ごろ、国道36号の沿道を歩いていた男性(48)が軽乗用車にはねられて死亡。また、市内ときわ町の道道では午前4時50分ごろ、沼ノ端方面に向かっていたワンボックス車が左折中の大型トレーラーに追突。ワンボックス車を運転していた19歳の男性を含む男女3人が亡くなった。どちらの現場も片側2車線の直線道路で、事故当時は雨で路面がぬれていたという。
秋の交通安全運動の期間中に死亡事故が発生する事態に苫小牧署も緊張感を高めており、同署の中谷錠司副署長は「道警本部と連携しながら取り締まりを強化する」とし、歩行者などへの交通ルール順守と、ドライバーに対するスピードダウンや安全運転の啓発活動を進めるとしている。
















