白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団は10月3日から、ウポポイ中核施設・国立アイヌ民族博物館の入館者数制限を緩和する。
同財団は、7月12日のウポポイ開業以降、新型コロナウイルス感染防止策として博物館の入館人数を1時間当たり110人に制限していたが、これを200人に引き上げる。博物館の見学は従来通り、インターネットのオンライン予約を継続する。
入館人数の引き上げは、日本博物館協会の新型コロナウイルス対策ガイドラインの改定を踏まえた措置。同協会がガイドラインで示していた感染防止策の対人距離を9月に緩和したことから、同財団は改定に沿って博物館の入館制限を見直した。
一方、新型コロナの感染拡大が続いている状況のため、同財団は引き続きマスク着用や手指消毒の徹底を来館者に呼び掛けている。

















