新型コロナウイルス感染症の収束が長引いた場合、道内中小企業の7・8%が廃業(全ての事業を閉鎖)を検討していることが、東京商工リサーチ北海道支社の調査で分かった。前回調査(7月下旬~8月中旬)に比べ0・8ポイント上昇し、検討する時期は「1年以上」(67・5%)が「1年以内」(32・5%)を上回った。
コロナ禍が長引いた場合、廃業を検討する可能性について大企業を含めると、「ある」は6・9%で、「ない」は93・1%だった。前回調査より「ある」は0・5ポイント増えている。
企業の規模別では、大企業で「ある」はゼロ。中小企業では516社中、40社が「ある」(7・8%)と回答した。
「ある」と回答した企業の検討時期に関しては、「13~24カ月」が42・5%で最多。以下、「7~12カ月」と「25カ月以上先」(共に25%)、「4~6カ月」(5%)、「2~3カ月」(2・5%)の順だった。
また、電子化されていない印鑑(ハンコ)の押印・捺印が、在宅勤務・リモートワークの妨げになっているかについては、36・5%の企業が「なっている」と回答。特に企業の規模別では、大企業では58・2%の6割近くが妨げになっているとした。同支社では「ガバナンス上、書類作業の多い大企業は、『ハンコ文化』が在宅勤務のネックになっているようだ」と分析している。
同社のコロナに関する調査は8回目。今回は8月28日~9月8日にインターネットで実施。道内企業678社から回答を得た。
















