道が29日に公表した2020年の基準地価(7月1日時点)によると、苫小牧市内は調査地点24カ所中19カ所で、前年度を0・4~4・4%下回った。住宅地(1平方メートル当たり)の平均地価は2万200円で変動率はマイナス1・7%。20年連続の下落で、前年(マイナス1・3%)に比べ下落幅が拡大した。商業地も3万3900円、変動率はマイナス1・6%で、前年(同1・4%)に比べ下落幅が拡大、下落は24年連続だった。
市内の24基準地(住宅地17、商業地5、工業地1、林地1)で調査を実施した。
住宅地は、明野新町1(3万4900円、変動率プラス1・2%)が3年連続の上昇で、三光町3(3万7400円、変動なし)が横ばい。その他は下落した。
地価が最も高かったのは三光町3で、次いで明野新町1、緑町2(2万8000円、マイナス1・1%)、双葉町1(2万5900円、マイナス2・3%)となっている。
下落率が大きかったのは宮の森町2(8600円、マイナス4・4%)、有珠の沢町5(1万2000円、マイナス4・0%)、日吉町3(1万7700円、マイナス3・3%)、若草町5(2万3800円、同)、美原町3(8300円、マイナス2・4%)など。中心部や西部地区で下落が目立ち、東部地区はほぼ前年並みだった。
商業地は、拓勇東町4(3万4300円、増減なし)が前年と変わらず、その他はすべてダウンした。
最高値は木場町1(4万7900円、マイナス2・8%)で、拓勇東町4、表町4(3万2000円、マイナス3・6%)、花園町3(2万9400円、マイナス1%)が続いた。JR苫小牧駅周辺の中心部で下落が目立つ一方、沼ノ端地区の商業施設の変動率は前年の横ばいとなった。
工業地は沼ノ端中央6(1万3300円、変動なし)が3年連続で前年と変わらなかった。
【基準地価】
国土利用計画利用法に基づき、都道府県が毎年7月1日時点で調べる土地1平方メートル当たりの価格。国土交通省が全国の状況をまとめ、公表している。同省が毎年1月1日時点で調査する「公示地価」と並び、土地取引の目安となる。今回の調査は全国2万1519地点(道内は1039地点)が対象。東京電力福島第1原発事故の影響により12地点で休止している。
















