安平町追分地区花いっぱい運動実行委員会(竹内亨委員長)が、胆振総合振興局による2020年度住民運動実践功労者総合振興局長表彰を受賞した。1日に町役場総合庁舎で表彰伝達が行われ、花岡祐志局長から賞状が贈られた。
同表彰は地域の連帯性を高め、日常生活を明るく住みよい環境にすることを目的とした「緑と花いっぱい運動」「暴力追放運動」等を5年以上自主的に行うなど、豊かな活力ある地域社会づくりを目指す取り組みを推進する個人や団体を表彰する。
同実行委は、旧追分町で社会福祉協議会のメンバーが中心となり実施していたフラワーデーを住民総参加の形に発展させるため、1979(昭和54)年5月に「追分町花いっぱい運動実行委員会」の名称で設立し、活動をスタート。毎年5月の第3土曜を基本に、追分地区の各所に設置している花壇やプランターに約8000本の花を継続して植栽してきた。今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で小規模となったが、感染症防止対策を講じながら約6400本の花を植えている。
花岡局長は「地域の歴史、皆さんの思いをつないでいくのは大事なこと。これからも末永く継続していただけたら」とねぎらいの言葉を掛け、代表して賞状を受け取った真保立至副委員長は「歴史があるし、継続することが力になる。さらに努力を重ねていきたい」と謝辞を述べた。

















