白老町栄町2の高木實さん(75)が自宅の庭で北海道をかたどったオンコ(イチイ)を育て、家に訪れる人たちの目を引いている。
高木さんは1985年に自宅を建てた後、庭造りを趣味とし、ツツジやオンコなどを手入れを楽しんでいる。「何か面白いことをやろう」と20年ほど前、オンコを北海道の形にすることを発案。枝を剪定(せんてい)したり、葉に切り込みを入れたりしながら仕上げた。
北海道の形になったオンコは横2メートル、縦1・6メートルの大きさ。葉や枝が伸びるため、形状を維持する日ごろの手入れが欠かせないという。訪問客もユニークで見事な出来映えに驚いている。高木さんは「手入れを続けると、愛着が湧いてきます」と自慢の”北海道オンコ”に目を細める。

















