多くの善意を地域福祉に役立てる「赤い羽根共同募金運動」が1日から全国一斉にスタートし、苫小牧市では市共同募金委員会(渡辺敏明会長)が町内会や老人クラブ、企業などと連携して運動を展開している。今年は新型コロナウイルスの影響で街頭募金を中止したため、募金して襟元に赤い羽根を付けてもらう光景は見られない。代わりに同委員会は、寄付金付き商品の販売や、募金につながる自動販売機の利用を呼び掛ける。
市内の共同募金運動に寄せられる善意は戸別訪問や法人、街頭などの募金活動からなる。その合計額は減少傾向にあるものの1000万円台で推移し、福祉車両の購入や障害者スポーツ、ボランティア活動推進事業への助成など、福祉活動を中心に地域のために役立てられている。今年はコロナで街頭募金や戸別訪問による活動が難しく、同委員会が工夫を進める。
このうち寄付金付きバッジは、同委員会の活動拠点となる市民活動センターで販売。市の公式キャラクター「とまチョップ」と市社会福祉協議会のイメージキャラクター「ハートマちゃん」の2種類あり、いずれも500円。人気アニメやキャラクターの「赤い羽根コラボクリアファイル」(300円)も販売している。
また、飲料の購入代金の一部が募金に回る自動販売機の利用や、インターネットを通じて好きなまちに善意を送ることができる「ふるさとサポート募金」の利用も勧めている。担当者は「助け合う皆さんの優しい気持ちを変わらず届けていただければ」と話している。
同委員会は今年度の募金目標額を1100万円に設定(昨年度実績1056万5353円)。赤い羽根共同募金運動は12月31日まで。
















