白老町共同募金委員会製作 木彫り熊デザインの ご当地ピンバッジ人気

白老町共同募金委員会製作 木彫り熊デザインの ご当地ピンバッジ人気
白老町共同募金委員会が製作した木彫り熊デザインのピンバッジ

 白老町共同募金委員会が製作した2020年共同募金ご当地ピンバッジが人気を呼んでいる。白老町でかつて盛んに生産された木彫り熊をイメージしたデザインで、500円以上の寄付で1個を贈呈している。赤い羽根共同募金活動が本格的に始まった中、同委員会は「ピンバッジの在庫が少なくなり、希望する人は早めに募金していただければ」と呼び掛けている。

 同委員会は2016年から毎年、白老町をイメージしたご当地ピンバッジを製作。アイヌ民族の女の子や男の子のキャラクターなどをデザインしたバッジを500円以上の寄付者に贈呈してきた。

 今年は、北海道を代表する民芸の土産品として観光客から絶大な人気を集めた木彫り熊をデザイン。昭和の観光ブームの際、白老町が一大生産拠点となった木彫り熊に注目し、絵柄に採用した。

 ピンバッジは直径2・5センチの円形で、今年春に500個製作。町社協の窓口のほか、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の観光インフォメーションセンターにも置き、同委員会が通年で受け付けている募金活動をPRした。葉っぱをくわえた熊のかわいらしいデザインが人々の目を引き、寄付も好調に集まった。同委員会の担当者は「在庫が既に100個を切った状況」とうれしい悲鳴を上げる。

 今月から12月末まで赤い羽根共同募金活動が展開され、同委員会は330万円を目標額に寄付を募っており、「ご当地バッジが話題になるのはとてもうれいしいこと。社会福祉のため募金にぜひ協力してほしい」と話す。

 問い合わせは同委員会 電話0144(82)6306。

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