むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)は、町内道の駅「四季の館」に穂別地区で発見されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)など恐竜に関連するグッズや絵を展示したミニ博物館を設けた。観光客が多く訪れる道の駅を活用し、「むかわ町を恐竜の町としてアピールしたい」と意気込む。
道の駅の入り口横のスペースを改修し、9月中旬にオープンした。内側の壁は黒に張り替え、落ち着いた雰囲気を醸し出す。
一角には、恐竜アート作家の服部雅人さんが描いたむかわ竜の絵画や穂別地区で発見されたアンモナイト、木の化石などを並べた展示コーナーに様変わり。地域商社で委託製造したむかわ竜やクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」の縫いぐるみ、キーホルダーも展示、販売している。
今後は新たな商品開発も視野に入れながら、展示物を取りそろえてコーナーを充実させていく考え。穂別博物館のパンフレットも用意しており、遠藤代表は「ここで情報を得て、博物館まで足を延ばしてもらえたら」と話している。
道の駅の営業時間は午前10時から午後10時。入場は無料。

















