厚真中3年 佐藤 遥斗さん 中学陸上男子800メートル 初の全国で「決勝に残る」

厚真中3年 佐藤 遥斗さん 中学陸上男子800メートル 初の全国で「決勝に残る」
自身初の全国大会に向けて意気込みを見せる佐藤さん

 厚真中学校3年の佐藤遥斗さん(14)=陸上・厚真スローイングチーム所属=が、16日から横浜市の日産スタジアムで開かれる全国中学生陸上競技大会2020に北海道代表として出場する。上位8人による決勝A進出が目標で「予選からガンガンいって、決勝Aに残れるようにしたい」と意気込みを語る。

 8月上旬に千歳市青葉陸上競技場で開催された道央選手権大会の男子800メートルで自己ベストを更新する1分59秒46をマーク。標準記録(2分0秒19)をクリアし、自身初めてとなる全国舞台の代表権を獲得した。

 佐藤さんは、小学1年生の頃から渡島管内知内町の少年団で陸上を始め、4年生の時に厚真町に引っ越してから今のチームに所属した。それまで1500メートルなどを専門にしていたが、昨年から手応えを感じていた800メートルをメインにし、週5日のトレーニングに励んでいる。

 同種目には27人がエントリーしており、16日に予選、17日に決勝が行われる。本番での目標タイムを「1分57秒台より速く走ること」としており、出場選手の記録上、このタイムをクリアすることで上位8人による決勝A進出が見える。くしくも15歳の誕生日を迎える17日が決勝Aとなっており、がぜん気合が入る。

 12日に宮坂尚市朗町長を表敬訪問し、決意を表明した佐藤さん。宮坂町長からは「普段の練習で培った力を爆発させる場。全国で活躍し、さらなる高みを目指してほしい」と激励を受けた。

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