渡り鳥の飛来シーズンを迎えた、苫小牧市植苗のウトナイ湖。早朝、湖上で羽を休めて英気を養ったガン類が、夜明けとともに一斉に飛び立つねぐらだちを見ることができる。
繁殖のためロシアなどで過ごした水鳥が本州に向かう途中、ウトナイ湖を中継地として羽を休めている。今年も9月からマガンやヒシクイを確認。今月に入ってからはコハクチョウ、オオハクチョウも飛来した。
14日早朝、まだ薄暗い中、湖には渡りマガンの「キャハハン、キャハハン」という声が響いていた。東の空が明るくなる頃には湖上は少しずつざわつきはじめ、鳴き声も大きくなった。やがて豪快な羽ばたきの音をあげながら群れが一斉に飛び立ち、越冬地への旅路を急いだ。
日本野鳥の会によると、ねぐらだちは11月まで見ることができる。懐中電灯の明かりやカメラのフラッシュは鳥を驚かしてしまうといい、水辺では配慮するよう呼び掛けている。
















