感染者再び増加 若い世代に注意喚起 連携強化を確認 知事と札幌市長

感染者再び増加 若い世代に注意喚起 連携強化を確認 知事と札幌市長
新規感染者増加を受けて会談し、今後の連携強化を確認した鈴木知事(右端)と秋元市長(左端)=14日、道庁

 道内で新型コロナウイルスの新規感染者が増加していることを受け、鈴木直道知事と秋元克広札幌市長は14日、道庁内で会談した。▽感染拡大防止対策の拡充・強化▽リスクを回避する行動に関する普及啓発▽差別・偏見防止対策―の3点で、道と札幌市が連携を強化することを確認。鈴木知事は「道内は予断を許さない状況にあり、今の局面を何とか抑え込んでいきたい」との姿勢を示した。

 両氏の会談は、7月16日以来で約3カ月ぶり。冒頭以外は、非公開で開催した。

 会談では、感染拡大防止対策として相談・診療・検査体制の充実強化を図るほか、徹底した積極的疫学調査や集団感染が発生した際の迅速な対応を確認。リスクの回避では、地下鉄駅構内やススキノ地区の繁華街など多くの人が利用する場所やネットワークを活用した普及啓発に力を注ぐほか、若い世代の感染が急増していることから大学などを通じた学生への注意喚起も実施。差別・偏見防止対策では、学校でのポスター掲示に取り組む。

 会談終了後、会見した鈴木知事は「これ以上の感染拡大を防いで社会経済活動との両立を進めていくためには、今が大事」と強調。道が5段階に分けて設定している警戒ステージについては、「今は1番低い『ステージ1』だが、シルバーウイーク前後を受け、新規感染者や入院患者数も増加傾向にある」との認識を示し、「次の『ステージ2』へ移行させないためにも、今、集中的、効果的な対策を実施しなければならないと、秋元市長と連携を確認した」と説明した。記者団から「第3波」の到来か―との質問に対しては、「専門家の方々が分析されること。私自身は明確に第3波がいつから始まったとか、今がそれが当たるとかの認識はない」と否定した。

 秋元市長は「最近の傾向は若い世代に感染が広がっている」と指摘し、「若者への注意喚起をしっかりやりたい。ススキノ地区で大型ビジョンを活用するとか、改めて感染拡大防止に努めていく」と話した。

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