厚真町議会の臨時会は16日開かれた。新型コロナウイルス感染症対策事業などを追加した2020年度一般会計補正予算案など議案3件を原案通り可決した。
新型コロナと冬のインフルエンザの同時流行を防ぎ地域医療を維持するため、65歳以上と60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器機能、免疫機能の障害を持っている町民、生後6カ月から中学生を対象に予防接種を今年度に限り無料とする。1300人強を想定し、320万円を計上した。また、感染拡大を機に町内に移住する人の引っ越し相当費用を支援する事業費550万円を盛り込んだ。
一般会計の追加補正額は約8900万円で、20年度の予算総額は約131億3700万円となった。