千歳市の支笏湖まつり実行委員会は、来年1~2月に予定している千歳・支笏湖氷濤まつりの開催に向け、インターネット上で資金の寄付を呼び掛けるクラウドファンディグ(CF)を活用して協力を仰いでいる。12月18日までの期間中、1000万円を募るのが目標。地域に根差した文化の存続と氷像の制作技術の継承に役立てる考えだ。
1979年に始まった氷濤まつりは大小約30基の氷像が並び、昼間は「支笏湖ブルー」と呼ばれる淡い青、夜は色とりどりにライトアップされた幻想的な会場が訪れる人を楽しませてきた。実行委は新型コロナウイルスによる影響を踏まえ、開催の是非を地域ぐるみで協議してきた。
氷像を制作するのは地元関係者で、40年以上にわたり伝統の制作技術を継承してきた。住民の思い入れの深い地域文化で、1度の中止で途絶えかねないことを懸念し、コロナ感染防止対策を徹底した上で次回も開催することを決定した。
具体的な対策は▽大規模氷像を中心にまつりの在り方を見直す▽3密を避けるため休憩所を廃止▽飲食を提供する売店の廃止▽花火大会やステージイベントを中止する。これらによる資金減少とコロナ禍で企業協賛も減る見通しのためCFを活用することにした。
寄付額は3000円から100万円まで11通り。返礼品は金額に応じ、宿泊施設の宿泊券や特産品の詰め合わせ、ダイビングやカヌーといったアクティビティー(体験型レジャー)への参加などのメニューをそろえる。実行委は「ご協力いただき、皆さんに来てよかったと言ってもらえる、質の高いまつりにしたい」と話す。
「支笏湖氷濤まつり」のフェイスブックから、CFページに入ることができる。
















