白老町大町2のカフェ結で、「思い出の欧州刺しゅう」と題した作品展が開かれている。
ヨーロッパの街角の風景や花、冬の並木道などをモチーフに、同町東町の横山智鶴子さん(75)が制作した壁掛けの美しい刺しゅう作品や、刺しゅうを施したバッグ、テーブルクロスなど約20点を展示している。
横山さんは、埼玉県で暮らしていた30代の頃から本格的に制作に取り組み、教室で指導に当たったほか、東京で作品展も開催した。61歳の時に家族と白老町へ移住。町内で作品展を開いたのは初めてという。今回の個展では、東京の松屋銀座店でのグループ展に出品したタペストリー作品もあり、横山さんは「刺しゅうの世界を楽しんでほしい」と話す。
作品展は31日までで、時間は午前9時から午後5時。カフェ結の定休日は木曜で、24日は臨時休業する。

















