早来かりんず「ハスカップ最中」商品化  あすから東胆振物産まつりに出品

早来かりんず「ハスカップ最中」商品化  あすから東胆振物産まつりに出品
東胆振物産まつりでも販売する新製品「ハスカップ最中」

 安平町安平の菓子製造「早来かりんず」(宮本勲代表)が、厚真産ハスカップを使った「ハスカップ最中」を商品化した。23~25日に苫小牧のMEGA(メガ)ドン・キホーテで開かれる東胆振物産まつりに出品。同店は「胆振が生産地のハスカップを多くの人に知ってもらいたい」とアピールする。

 昨年製造した蒸気機関車(SL)「D51―320号機」をモチーフにした「D51(デゴイチ)もなか」の好評を受け、胆振らしさを出した商品を模索していた。さっくりと香ばしい皮にハスカップの果汁を練り合わせたこしあんを詰めた。あんの甘さとハスカップの酸味が混ざり合うことで「しつこさがなく、爽やかな味」(同店)に仕上がったという。皮はハスカップの粒をかたどり、表面に「HOKKAIDO」「Haskap」の文字をあしらった。

 箱詰め(1個30グラム×6個入り)は町内に限り税込み880円で販売。7月下旬から店頭と道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで、その後は苫小牧市の道の駅ウトナイ湖、新千歳空港で扱っている。東胆振物産まつりでは町内限定価格で提供し、1個売り(税込み130円)も用意する。

 遠藤満知子専務取締役は「これを機にハスカップを知ってもらい、安平町に遊びに来てもらいたい。和菓子を好きになるきっかけにもなれば」と話している。

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