苫小牧東小学校(松橋忍校長)で19日、災害時の飲用水給水を目的に同校体育館の西側に設置工事中の緊急貯水槽の見学会が開かれた。5、6年生計68人が現場で貯水槽を見学し、身近な防災設備の意義を学んだ。
設置工事を受注した成友設備と国策機工の共同企業体が、児童の防災意識高揚を目的に企画した。
同校は災害時の避難場所に指定されている。貯水槽は直径2・6メートル、長さ13メートル。6万リットルの水をためることができ、1人1日3リットルが必要とした場合、6600人の3日分の給水が可能。
6年生対象の見学会では、成友設備の板井勝弘さん(46)が「この工事では、地震などの災害で水道管が壊れた時に、飲み水を確保するための設備を造っています」と説明した。その後、児童30人が特設の台に1人ずつ上がり、地下5メートルの深さに設置された貯水槽を見学。「すごい」「大きい」などの声を上げていた。
6年生の渡辺愛望(まなみ)さん(11)は「貯水槽は埋められていて普段は見ても分からない。見ることができていい経験だった」と話した。
市は2022年度までに、市内17カ所の小学校に緊急貯水槽を設ける予定。東小への設置は14カ所目で、工期は12月21日までの予定。
















