苫小牧市教育委員会は23日、民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられる2022年度以降の成人式について、同日開かれた教育委員会会議で、これまで通り20歳を対象に実施することを正式決定した。22年度に成人を迎える市民対象のアンケート調査結果や全国各自治体の方針を踏まえたもので、今後、周知やPRなどを進める方針だ。
市教委が22年に成人する現在の高校1、2年生とその保護者を対象に行ったアンケート調査によると、全体の約8割が成人式の参加年齢を「20歳がよい」と回答。また、各省庁でつくる連絡会議に設置された「成人式の時期や在り方等に関する分科会」の報告書でも、回答のあった約9割の自治体が20歳を対象にしていることを踏まえ、現行通りとすることにした。
市教委は20歳とする理由について、飲酒や喫煙が可能になることや、18歳の場合は受験や就職準備期間と重なることを挙げる。また、これまで「市成人式」としていた名称は他の自治体の方針などを参考に「市はたちのつどい」(仮称)とする考えで、今後、実行委員会などに意見を求める。
一方、21年の成人式は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年は成人の日に近い日曜の日中に行っていたが、来年は平日の1月8日に市内若草町の白鳥王子アイスアリーナで午後5時45分開場、午後7時式典開始のスケジュールで行う。着付けなどで美容室への集中を避けるほか、学校や仕事を終えた後でも参加できるよう配慮したという。
担当者は「今後、周知やPR活動を進めたい」としている。
















