ダンスや鼓笛隊 堂々と 安平・遠浅小で学芸会

ダンスや鼓笛隊 堂々と  安平・遠浅小で学芸会
迫力満点の演奏を披露した鼓笛隊の発表

 

 安平町の遠浅小学校(吉成透校長)で24日、学芸会が開かれた。「コロナに負けない迫力を!!」をテーマに、全校児童49人がダンスや器楽演奏など、現状でできる最大限のパフォーマンスを披露した。

 同校では例年、地域住民も招いて学芸会を開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染症対策として保護者の入場は子どもがいる学年のみに限定。演劇と合唱ができない制限の中で知恵を出し合った。発表の際にはマウスガードを着用した。

 1年生は、日本の四季を体を使って表現し、2年生は元気いっぱいの和太鼓とダンスを披露。3、4年生はハンドベルを使った演奏をお披露目した。5、6年生は大縄跳びや一輪車、ダンスのほか、フラフープをしながら動物の絵を描くなどそれぞれの得意分野で会場を沸かせた。運動会が中止になり、できなかった鼓笛隊の演奏も行った。

 6年生の干場光紅さん(11)は「ミスもあったが、楽しんでできた。演劇ができないのは残念だけれど、最後の学芸会として良い思い出になった」と笑顔を見せた。吉成校長は「制限があった中、先生方が工夫をし、子どもたちも親御さんが見てくれていたことで、気持ちが高揚していたと思う」と開催を喜んでいた。

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